はじめに
最近、まとまった休みが取れたので、ふと思い立って一人でバリ島に旅行してきました。
今まで海外旅行は友人としか行ったことがなく、今回が初めての一人旅でしたが、この経験を通じて「バリ島は初めての一人旅にぴったりだな」と感じました。そこで、なぜバリ島が一人旅におすすめなのか、その理由をお伝えしたいと思います。
初めての一人旅にバリ島がおすすめな理由
一人旅の旅行先を選ぶ基準は人それぞれですが、私は以下の3つのポイントで選ぶことにしました。ちなみに、旅行期間は10日間だったので、世界中どこへでも行ける余裕があるかと思います。
- やることがあること(刺激的な観光地があること)
- 治安と情勢が安定していること
- 金銭的にやさしいこと
上記の点で考えると、バリ島は最適ですし、実際に行ってみた感想としても、非常に満足でした。
美しい自然とビーチ
1つ目のポイント、やることがあること(刺激的な観光地があること)ですが、バリ島はこの点で文句なしです。
旅行先を選ぶ際に、最初に考えるのが「都会」か「田舎」かですが、私は断然「田舎」をおすすめします。というのも、これまでこのブログで紹介してきたロンドンやシンガポール、またアメリカやオーストラリアに行った経験から、都会というのは基本的にどこも似たような感じで、特にやること自体に大きな差はないかなと思っています。
(もちろん食事や文化が違うので、そこを楽しむのは都会の醍醐味です。)
また、都会のアクティビティは基本的に複数人想定のものが多く、コミュ障の私には現地で知り合いつくって楽しむということはできないので、田舎を選択しました。
田舎だと基本的にアクティビティは自然を感じるものが大半で非日常感を味わえますし、また現地の人から気さくに話かけてくれるので安心です。
また、少しバリ島の説明をさせていただきます。バリ島は、素晴らしい山と海の風景に加え、歴史的な建造物の数々が魅力です。田舎の要素も持ち合わせつつ、観光地として整備されているので、都会寄りの雰囲気も楽しめます。バリ島では自然と文化の両方を満喫できるのが特徴です。
以下がバリ島の全体像ですが、青枠の部分が海がきれいな場所、緑枠が山の自然が感じられている場所となっており、車で1時間半ほどで行き来できるのが特徴です。
また、ところどころに寺院をはじめとする歴史的建造もあるので、刺激的な観光地は本当にたくさんあります
主な観光地
・ライステラス(棚田):テガラランやジャティルウィなど、いろいろな場所にあります
・ヒンドゥー教の歴史的建造物:バリ島はインドネシアでも有数のヒンドゥー教徒の多い場所で、ヒンドゥー教の寺院や遺跡が多くあります
・ビーチ:いくつかビーチはありますが、中でも島の西側、クタやスミニャックのビーチは世界三大夕焼けに選出されているので、必見です
安定した治安と情勢(ぼったくりなど)
次に気になるのが、治安・情勢・疫病などです。初めての一人海外旅行では、いろいろと不安な点が多いかもしれません。特に田舎を選ぶ方は、これらのポイントに注意を払う必要があります。
結論として、バリ島はほぼ問題なしです。ただし、病気には注意が必要です。
1.治安について
- 夜道を一人で歩いても大きな問題はありませんでした。薬物も違法で、危険な人々はほとんどいません。
- 繁華街やホテルのある地域では、すぐにバイクタクシーを呼べるので、もし危険を感じたら安全に帰宅することができます。
- ただし、盗難には注意が必要です。これは日本以外のすべての国で気をつけた方が良いですね。
バリ島の治安は比較的良好で、安心して旅行を楽しむことができます。もちろん、旅行中は常に注意を払うことが重要です。
2.情勢について
安定はしているものの、ぼったくりや押し売りは多いです。東南アジアの中でも比較的多い方に入る様です。
ただ、本当に悪質なものは気をつけていれば被害に合わないレベルですし、正直ぼったくられても諦めのつく金額なのかなと思います。
自分も何度か押し売り&ぼったくりに会いましたが、1000-2000円程度でかつ交渉次第でどんどん値段を下げてくれるものばかりでした。
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自分が経験した中で一番厄介だったのは、寺院に入る際に腰に巻くサロンが必要な場所でのことです。寺院の入口の少し手前でバイクタクシーごと止められ、「売店でサロンを買え」と言われました。ただ、入口で無料でサロンが借りられることを知っていたので、現地調査も兼ねて売店の値段を聞いてみたところ1500円とのこと。おそらく、知らないで買う人も多いのかなと思います。
ほとんどの観光客はサロンを買わされていました。
(まぁアメリカやヨーロッパの方からしたら、気にする必要のない金額なのかもしれません)
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3.病気について
ここは少し注意が必要です。特に注意が必要な病気は、以下の3つ。
- 腹痛
- デング熱
- 狂犬病
まずは腹痛ですが、通称:バリ腹とも言われるほど、バリ島でお腹を壊す方が多いです。
一番多いのが、屋台飯と飲み物の氷でお腹を壊すパターンです。
※もちろん日本ではないので、水道水は飲まないでください
屋台飯ではできるだけ生物を控えて、火の通ったものを食べてください。たくさん屋台飯を食べましたが、お腹は壊しませんでした。
またレストランでは「氷いる?」と聞かれることも多いので、飲み物を注文の際には氷を抜いてもらうようにしてください。
デング熱について、予防としては”蚊に刺されない”ことになります。ただ、症状が出てもすぐに病院に行けば大きな問題にはなりにくいですし、バリ島は医療インフラも整っているので安心してください。
心配な方は海外旅行保険に入ってから行くと、万が一の時も日本語で電話し、近くの病院への案内等をしてくれると思います。
(自分は東京海上日動のMARINE PASSPORTで保険に加入しました)
狂犬病について、こちらも”犬に近づかない”ことが重要ですが、バリ島ではサルも狂犬病を持っている可能性があるので、こちらも気をつける必要があります。
ただし、バリ島では動物に対するワクチン接種が急速に進んでおり、噛まれた際にはワクチンを接種する必要がありますが、前述の通り医療機関も整っているので安心です。
島自体もそれほど大きくないため、何かあればすぐに繁華街の病院に行けるのも安心できるポイントです。
日本人に優しい物価と距離
最後に金銭面です。現在、円安で日本より物価の安く、魅力的な観光地というのは、非常に少なくなっています。
その中でも、バリ島はもう文句なしです。
・屋台で、500円
・レストランで、1000円
あれば、基本的に食べることができます。
※日本人好みの味付けが多いので、毎食とても満足でした。
またホテルやヴィラ等の滞在先ですが、日本では考えられない価格で、とても豪華な宿に止まることができます。高級ホテルは、一泊2.5万円程度で宿泊できます。
さらに、ヴィラであれば一泊1.5万円前後で宿泊可能です。
特に、一人旅ではホテル代が割高になるので、この点も非常に助かりました。
さらに飛行機代ですが、直行便だと往復11万円前後、LCC経由便だと往復6万円前後で買えます。
自分はドタバタで購入したので、上記値段でしたが、キャンペーンなどを狙えばさらにお得に購入が可能です。
滞在費について。
うん、ここも文句なしです。
基本移動はタクシーorバイクタクシーですが、バイクタクシーが異常なほど安いです。
15分ほどのって150円。1時間乗って500円とかでした。
なので、”今海外行くともったいない”という気持ちがあっても、お得に楽しめる場所が、バリ島です。
まとめ
まだ一人旅に行ったことがない方は、是非バリ島に行ってみてはいかがでしょうか。
バリ島の、滞在におすすめの地域や観光スポット
現地の雰囲気やお得情報は、以下の記事でまとめていますので、合わせて見てください。
更新頻度がかなりゆっくりですが、お付き合いいただけますと幸いです。
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